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投資信託の信託報酬をシンプルに考える。

先日、知人から、「投資信託の信託報酬の1~2%の差なんて大した問題ではないんじゃない?」と聞かれました。

確かに、1%ってあまりインパクトがないですよね。内閣支持率の1%なんて誤差の範囲内のような気もするし、近所の食品スーパーが「全品1%引き!」という特売チラシを撒いても集客効果が期待できるとは思えません。

では、やっぱり信託報酬の1~2%の差なんて小さな問題なのか?
いいえ。違います。
ファイナンスの入門書を読めば、年率1%の違いが将来的にどれくらいの差になるのか、グラフ付きで説明されています。あるいは、エクセルや電卓でちょっと計算してみるテもあります。

でも、それを書いても面白くありませんし、もっとシンプルな考え方があります。それは、「儲けの何%が投信会社の取り分なのか?」という考え方です。

あなたはどうして投資信託を買うのか?
ほとんどの人は、お金を増やしたいからだと思います。
それなら、いくら増えたのかを基準に信託報酬を考える方が素直だと思いません?

例えば、あなたは投資信託Aの購入を検討しています。
投資信託Aの信託報酬は1%、期待リターンは7%です。
もし10万円分購入し、期待どおりのリターンが達成されれば、7000円の儲けのうち1000円、儲けの約14.3%が運用会社の取り分となるわけです。

また、投資信託Aの信託報酬が2%だったら、投信会社の取り分は儲けの28.6%です。
さらに、投資信託のリターンが期待に反してたったの2%だったら、信託報酬が1%だったら儲けの50%、信託報酬が2%だったら儲けの100%が投信会社の儲けになるという計算です。

こう考えると、信託報酬の1%の差ってかなり大きな違いだと思えてきませんか?
まあ、実際、信託報酬は年1回支払うわけではありませんし、すべて投信会社の懐に入るわけでもありません(参考)。
なので、細かい点を気にすると、この記事はいろいろとツッコミどころがあるわけですが、それでも、物事はなるべくシンプルに考えた方がいいかな~と思います。
[ 2007/02/11 01:01 ] 投資全般 ファンド | TB(1) | CM(10)

たかが1%・・・

証券会社をはじめとする金融機関は、無知な個人投資家から手数料を搾り取るのが本当に上手ですね。一人でも多くの方が信託報酬の怖さに気付いてくれることを願います。
私も信託報酬について書いておりますのでTBさせていただきました。
[ 2007/02/12 15:57 ] [ 編集 ]

>為成さん

税金は儲けに対して課せられるのに対し、信託報酬は保有資産に対して課せられるもの。表面的な数字だけに気を取られるのではなく、「分母は何か」を考える必要があると思います。
[ 2007/02/13 00:43 ] [ 編集 ]

> 「分母は何か」を考える必要がある

けだし名言!!(^^)
[ 2007/02/14 00:04 ] [ 編集 ]

>水瀬さん

お褒めいただき光栄です(^_^)v

職業柄、「けだし」の意味を取り違えてしまいました・・
この文脈では「まさしく」なんですね。
おかげで一つ賢くなれました。
重ねて御礼申しあげます(笑)
[ 2007/02/15 00:21 ] [ 編集 ]

空色さま

カン・チュンド と申します。
「儲けの何%が投信会社の取り分なのか?」という考え方に
同感です。ファンドの実現リターンが不確定であることを
考えると、信託報酬の大きさはまるでボディーブローのように、運用成績に響いてくると思います。
[ 2007/06/07 17:12 ] [ 編集 ]

>カン・チュンドさん

初めまして。
私なんかは、投資信託(アクティブ投信)は純粋な成果報酬の方がフェアだと思うんですけどね。例えば、アクティブ投信のパフォーマンスがベンチマークを下回ったら信託報酬は0、ベンチマークを上回ったら、信託報酬は上回った分の50~75%、というのはどうでしょう。
ベンチマークを下回ったということは、投資家から見れば機会損失が生じているわけです。ビジネスとして考えた場合、顧客に損をさせたのに報酬がもらえるなんて、ちょっと都合良すぎだと思うんですよね。
[ 2007/06/07 21:06 ] [ 編集 ]

ノーロードファンド《維新》

空色さん、こんなのもありますよ。
http://albireo.s39.xrea.com/td/20070608.html

(トラックバックしようとしたら拒否られた…どうもfc2はチェックが厳しいらしい)
[ 2007/06/08 05:11 ] [ 編集 ]

>アルビレオさん

へえ~、3か月ごとの決算で、アウトパフォームした分の21%が信託報酬ですか。面白いファンドですね。個人的には、信託報酬がアウトパフォーム分の21%は安すぎる気がしますが・・
ちなみに、バフェットが過去に運用していた投資パートナーシップは、決算が年1回、信託報酬がアウトパフォーム分の75%だったように記憶しています(うろ覚えなので、違っていたらすいません)。

成功報酬型のファンドは、パフォーマンスが大きいほど実質的なコストがかさむと捉えられがちですが、コストを差し引いた後の投資家の取り分がベンチマークを上回ることが保証されていて、パフォーマンスが大きくなるほど投資家の取り分も増えてくので、コストだけで考えれば投資家にとって最も有利なコスト構造と言えると思います。

ですので、問題は、ベンチマークをアウトパフォームする確率がどれくらいかということだけ。このファンドはしばらくインデックスをアウトパフォームしていないようなので、今後に期待ですね。


※TBができない原因は分かりません。フィルタ等の設定は特にしていないのですが・・
[ 2007/06/13 00:57 ] [ 編集 ]

いくらなんでも75%は無茶な気が…

金を出している側の方が取り分少ないって、なんだかなぁ。

「維新」は年4回決算というのがけっこうポイントで、運用結果がベンチマークに対して+10%、-5%、-5%、-5%だったりすると、年間トータルではマイナスなのに最初の+10%の5分の1、約2%が取れるわけです。
だから一時的な超過リターンを狙うハイリスク運用に傾きやすい。
小型株、新興株中心の構成になっているのも当然ですね。
そういう意味で「長期的視点での運用を期待してはいけないファンド」になっています。なので超過分はとっとと分配する。

TBについてはユーザーの設定ではなく、fc2が特定のIPアドレス以外は拒否する仕組みになっているらしいです。
ライブドアとかココログみたいな有名どころならOKだけど、私のように自分でレンタルサーバにスクリプト組み込んでやってるとダメみたいです。
[ 2007/06/14 05:11 ] [ 編集 ]

>アルビレオさん

運用会社の取り分が75%を越えるのはベンチマークを上回った分だけなので、投資家よりも運用会社の取り分が多くなるのは、運用実績がベンチマークを125%上回った場合だけです。

また、運用額を基準に考えれば、成功報酬型は運用実績が増えるにつれて報酬額が増えていきます。他方で、成功報酬型は、投資家に対してベンチマーク+αの取り分が保証されていますが、固定報酬型は、運用成績が悪いほど、運用成績に対する相対的な費用負担が重くなります。

まあ、どちらの報酬体系にせよ、運用成績がベンチマークを下回ってしまっては元も子もないので、投資信託を購入するなら、固定コストが低く、ベンチマークに負ける虞のないパッシブ投信が最善の選択肢だという結論になるんですけどね。
「維新」については、アルビレオさん御指摘のとおり、四半期決算で運用益はすべて分配という運用方針から、短期の利益狙いというのが明確なので、資産形成に向く商品ではなさそうです。
[ 2007/06/18 09:37 ] [ 編集 ]

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