スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

PERの使い方

「個別株投資で低PER戦略は通用しない!」の続きです。今日は、PERの使い方を書いてみます。
私の考えるPERの使い方は次の2つです。
 1 同一企業の過去のPERと比較する
 2 「低PER」ファンドを作る

1 同一企業の過去のPERと比較する

PERは、その銘柄に対する市場の評価(人気)を測る尺度としての側面があります(低PER銘柄を「不人気銘柄」なんて言いますよね)。

ですので、企業の過去のPERの平均値・最高値・最安値・推移等を調べてみると、その企業に対する市場の評価の推移等が分かります。

そして、収益性や市場環境等が大きく変わらない限り市場の評価も大きく変わらないと考えれば、過去のPERと現在のPERを比較することにより、現在の評価が過去と比べてどうなのかを知ることができます。
私はPERをこのように使っています。

ちなみに、「成長する資産・しない資産」のコメントで
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
EPSやBPSが順調に成長しているのに株価が横ばいであるとしたら、分母が成長した分だけPERやPBRが低く(割安に)なっていることになります。こう考えると、いずれ株価が上がることが確信できませんか?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
と書いたのは、こうした考え方に基づいたものです。

収益性や市場環境等に変化がなく、企業が成長を続けているのに株価が横ばいのままである場合、株価が上がらない要因は心理的なものと考えられます。

そうであれば、心理的な要因さえ取り除かれればPERは元の水準まで戻ります。そして、PER×EPSが株価ですから、EPSが成長している限り、PERが元の水準に戻れば株価は上がることになります。
問題はそれがいつなのか、なんですけどね(笑)

2 「低PER」ファンドを作る

クラス全体でみて「低PER」戦略が有効なのは、クラス全体でみれば成長率や財務状況が平準化され、PERも平準化される結果、一定水準以下のPERの多くが割安となるからです。
大雑把に言えば、例えば全体の7割が割安な銘柄、全体の3割がクズ銘柄であれば、全体としてみればお買い得ということです(7割・3割は私のイメージです)。

そのため、
(1)スクリーニングで財務状況の悪い企業を除外
(2)できるだけ多くの銘柄に分散
すれば、理屈の上では、有効な「低PER」戦略となるはずです。

このときに忘れてはいけないのは、割安な銘柄のPERは低くなるものの、PERの低い銘柄が割安とは限らない(そもそも企業価値の低いクズ銘柄もある)ということです。
ですので、この戦略を採った場合、PFの中には値下がりする銘柄や値動きのない銘柄が出てくるはず。
しかし、企業価値を分析していない以上、その値下がりが一時的なものかどうかは分からないはずですから、機械的な損切りを行うとか、年1回は銘柄入替を行うなどといったルールを決めておくことが必要です。

くれぐれも、いつまでも値上がりしない株を「低PER銘柄なんだからホールドしていればいつかは値上がりするはず」という幻想に捕らわれてはいけません。
その銘柄はきっとクズ銘柄ですから。

個人的には、こんな手間をかけるくらいならバリュー投信に投資した方が合理的だと思います。
ただ、日本には良い(コストの低い)バリュー投信がないんですよね。
う~む。
[ 2006/12/02 20:37 ] 投資全般 | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://startfroma.blog57.fc2.com/tb.php/66-545c8da3








上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。