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日本で販売されている投資信託は割高!

 先日の記事で、投資信託だけで「ファンド」を作ったことをお話ししましたが、今回、「ファンド」を作るためにいろいろとインデックスファンドを探して、気付いたことがあります。個人が購入できるノーロードのインデックスファンドが少ないのはもちろんですが、実は、企業年金専用ファンドの中には非常に低コストのインデックスファンドがある程度存在するということです。

また、私が選択した中央三井外国債券インデックスは、個人が購入できる貴重な海外債券インデックスファンドですが、個人客向けは販売手数料1.05%、信託報酬0.795%ですが、企業年金向けになると、販売手数料は無料で、信託報酬も0.6825%と個人向けと比べるといくぶんコストが安くなっています。(付け加えると、中央三井外国債券インデックスLというファンドは、信託報酬が0.2625%となっています)

そもそも、ファンドを企業年金専用にする意味が分かりませんし、同じインデックスに投資するインデックスファンドなのに、企業年金用かどうかで信託報酬が違うことも理解できません。

 さらに、割高なのは日本の金融機関が運用するファンドだけではありません。先日紹介した「ファンドの海」の記事では、トヨタアセット・海外株式ファンドに組み入れられているバンガードの各ファンドの信託報酬は、0.23~0.53%だそうです。これに対して、「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」の記事によると、マネックスが販売しているバンガードのファンドの信託報酬は0.89%であり、1.5~4倍近い差があります。

 こうしてみると、低コストで市場平均に見合ったリターンが得られる商品より、市場平均以上のリターンが「期待」できるだけで実際には高コストで金融機関の儲けの多い商品が熱心に販売されているような気がします。

 もっとも、こうした商品ばかりが販売されているのは、消費者にも原因があると思います。企業は経済合理性に基づいて行動するので、手数料の高いファンドを喜んで買う消費者がたくさんいるのに、利幅の少ないインデックスファンドを販売するわざわざ必要はありません。
 消費者がもっと賢くなって、数少ないインデックスファンドが「売れる」ようにならないと、現在のような状況は変わらないように思います。
[ 2006/08/29 00:56 ] 投資全般 ファンド | TB(2) | CM(8)

トラックバックありがとうございました。

> そもそも、ファンドを企業年金専用にする意味が分かりませんし、同じインデックスに投資するインデックスファンドなのに、企業年金用かどうかで信託報酬が違うことも理解できません。

僕も長年疑問でしたが、トラックバックさせていただいた記事とコメントのとおり、販売サイドから見て大口顧客には安い信託報酬が提示される、ということのようです。
小口の個人投資家は、高い信託報酬を甘んじて受けるしかないのでしょうかね。
[ 2006/08/29 07:51 ] [ 編集 ]

rennyです。TBありがとうございました。
日本の投信の高い信託報酬については、ボクも以前書いています。
http://blog.drecom.jp/renny2005/archive/220
ご指摘の点ですが、インデックスファンドが「売れる」ということのハードルがまず高いように思います。ご指摘の通り、証券会社にすれば顧客に「教えたくない」商品です。個人投資家相手には「いっそのこと消えてなくなれ」なんてホンネでは思っているくらいではないでしょうか。ここで期待をかけるとすれば、エントリでご紹介されている、インデックスファンドの伝道師=バンガードです。が、バンガード日本法人のインデックスファンド普及に賭ける意欲は、あまりなさそうです。B2Cに行くより、B2Bの方が楽なんでしょうね。証券会社に商品を卸す立場になってしまっています。こうなっている以上、バンガードの商品をそのまま個人投資家に販売しようということにはならないように思います。
したがって、消費者が仮に賢くなって信託報酬の高い投信を買わない、という行動に出たからといって、信託報酬を低く抑えた商品がでてくるとは限らない、と考えています。横並び意識が強い既存の証券会社に期待をかけるのは無理というものです。
ということで、異業種からの参入、あるいは、独立系の投信会社が待望される、という結論になります。
[ 2006/08/29 12:49 ] [ 編集 ]

>水瀬さん
トラックバックいただいた記事を拝見しました。なるほど、あの非常に低率な信託報酬は、要は大口顧客に対する割引価格ということですね。う~ん、気分的には面白くありませんが、大口顧客にディスカウントするのはビジネスの基本ですからね。仕方ないかもしれません。

>rennyさん
私たちでインデックスファンド専門の投信会社を作ってしまう、という案はどうでしょうか。会社を設立して個人投資家の出資を募り、集まった資金をETFに投資すればいいだけです。いつ現れるか分からない独立系の投信会社を待ち続けるより、よっぽど現実的だと思いませんか?(ちなみに真面目なコメントです)
[ 2006/08/30 00:45 ] [ 編集 ]

個人投資家自身が新たに投信会社を作ってコストの安い投信を設定する、というのはボクも結構真面目に考えていたアイデアです。ファンドオブファンズにすれば、海外のコストの安いファンドを組み込んだりすることも可能でしょうね。問題はどのように具体化していくか、ということなんだと思います。
[ 2006/08/30 06:58 ] [ 編集 ]

おはようございます。
よろしかったら相互リンクお願いできないでしょうか?^^
ちなみに勝手ながらリンクさせていただきましたm(__)m
[ 2006/08/31 10:07 ] [ 編集 ]

>rennyさん
rennyさんはどの辺が問題だと思いますか?
私は、具体化そのものにはあまり問題を感じていません。会社の設立自体は簡単ですし、まともな弁護士に頼めばファンドの組成に支障はないと思っています(契約してくれる信託銀行等を探す必要はあるし、弁護士報酬等のコストはかかりますが)。インデックスファンドなら投資対象はETFだけでいい(例えば、TOPIX連動型ファンドなら、TOPIXのETFだけに投資する)と思っているので、ファンドの運用にそれほどのスキル・ノウハウも必要ありません。
私の考える問題点は、ETFだけに投資するインデックスファンドが売れるのか、という点に尽きます。信託報酬を0.15%(ETFの信託報酬とは別)とすると、ファンドの規模が1000億円になってようやく年商1.5億。私自身は、ETFだけに投資するインデックスファンドは非常に合理的と考えていますが、現在のファンドの売れ筋を考えると、そんなファンドが1000億円も売れるとは思えないんですよねえ・・

>にじ@Rayさん
リンクありがとうございます。当ブログでもリンクさせていただきました。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
[ 2006/08/31 23:35 ] [ 編集 ]

個人投資家への啓蒙活動(実は現在の手数料や信託報酬は高いんですよ)が鍵な気がします。
効率のよい投資が何かを理解すれば乗り換えると思います
[ 2006/09/01 09:09 ] [ 編集 ]

空色さん、
ボクの考えは長くなったので
http://renny.jugem.jp/?eid=20
に書きました。ご一読ください。
[ 2006/09/01 19:20 ] [ 編集 ]

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郵便局での投信販売がゼッコーチョーらしいです

郵便局の投信販売が絶好調らしく、近々また新商品が出るという情報を某夕刊F紙にて得ました。この記事を読んで、郵便局の投信販売が他の投信にも投資家にとって悪い影響を及ぼすのではないか、という懸念を強くしました。
[2006/08/30 07:25] URL rennyの備忘録

確定拠出年金(日本版401k)専用インデックスファンドの信託報酬は何故異様に安い?

確定拠出年金(日本版401k)が急拡大しているそうです。【NIKKEI NET 2006.4.13より引用】日本版401k、導入企業が5割増の6600社・2005年度 運用成績次第で受け取る年金額が変わる確定拠出年金(日本版401k)が
[2006/08/29 07:48] URL 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー






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