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効率的市場仮説に対する若干の疑問

先日LTCMの書籍を読んでから(記事)、久しぶりに「効率的市場仮説」について考えてみました。

個人的に常々感じているのは、「市場が効率的なら株価はランダムになるかもしれないが、株価がランダムだからといって市場が効率的だとは言えないのではないか」ということです。
例えば、一般的に新興国の市場は欧米の先進国に比べて効率性に劣ると評価されているように思えます。
このように考える論拠は何でしょうか。
まず、新興国の市場は株価がランダムでない(一定のパターンが認められる)ので非効率であるといえるという考え方があり得ますが、少なくとも私は、どこの国のどの市場であれ、普遍的に通用するパターンが発見されたという話を聞いたことがありません。
また、新興国の市場の株価はランダムだけれども株価以外の点(規制制度や政治体制等)で重要な欠陥があるので非効率であるといえるという考え方もあり得ますが、この場合、例えば米国も同様の重要な欠陥を抱えた場合には(あるいは過去に抱えていた時期においては)非効率となり得るということを認めるのかどうかという問題が生じます。
この辺のところ、効率的市場仮説を採用する方々はどう考えていらっしゃるんでしょうか。

また、インデックス投資家のブログでは、インデックス投資を実践している個人投資家でも効率的市場仮説を信じている人の割合はそれほど多くないという意見も散見されます。
確かにインデックスに投資すれば自動的に市場平均と同程度のリターン(マイナスの可能性もあるが、「平均的」な投資家よりも大きな損失を負担する可能性はない)が期待できるので、そのような理由からインデックス投資を実践することは考えられます。
他方で、効率的市場仮説は信じていないとする一方で、リスクをボラティリティと考えて金融商品を評価したり、資産クラスの相関関係を考慮してアセットアロケーションを考えているという趣旨の記事やコメントを拝見すると、「それって結局効率的市場仮説を信じていることになるんじゃないの?」と感じることもあります。

とまあ、とりとめもなくいろいろと書きましたが、私のような投資家にとっては、何も考えずに株式市場に資金を供給してくれるインデックス投資家の方々は貴重な存在なので、サブプライム問題とそれに続く経済危機に負けず、これからも信念を貫いて頑張ってほしいと思います。

[ 2008/12/19 23:27 ] 投資全般 投資哲学 | TB(0) | CM(0)

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