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「バリュー投資家」の現状 その2

先日の記事「『バリュー投資家』の現状 その1」の続きです。

(2)「バリュー投資家」はどうして買い出動しないのか(株価がこんなに割安なのに)
相互リンク先のItoさんは、インデックス投資家の水瀬さんのこんな疑問をきっかけに、いろいろ思索を巡らせていらっしゃいます。

不思議なのですが、バリュー投資家さんはこういう時こそ、買い出動されないのでしょうか。
普段一生懸命研究されている、PERやPBRが割安な銘柄が市場にあふれているように思えるのですが…。


個人的には、「バリュー投資」では売買のタイミングを過度に重視する必要はないと考えています。
重要なのは「大幅な割安価格で買えたかどうか」であって「大底で買えたかどうか」ではありません。長もし既にディスカウント価格で投資ができているなら、その後の値下がりを気に病む必要はありません。また、もうしばらく様子を見て、結果として大底で買う機会を逃したからといって、そのときの買値がディスカウント価格であれば、やはり気に病む必要はありません。

私の敬愛するバフェットですら、バフェットがアメリカン・エキスプレスに投資してから同社の株価はさらに1年以上も値下がりを続けましたし、反対に、バフェットがコカ・コーラに投資したのは同社の株価が大底を売ってしばらくしてからです。
あの大御所ですらマーケットタイミングは気にしていないのですから、彼の足元にも及ばない(と思う)我々はマーケットタイミングを気にする前に、自分の主観的なバリュエーションの精度を高める方に専念する方が賢明かなと思います。

ですから、
「株価は数年来の安値なのに、なんでいま買わないんだ?」と聞かれた場合、
「先週もかなり安値だったから、もう買っちゃったよ」もアリだし、
「さらに大バーゲンになりそうだから、もう少し様子を見るよ」もアリ。
もちろん、
「株価の値下がりは企業価値の低下を反映した結果だから、バリュエーション的には全然割安じゃないよ」だってアリだと思います。

それはそれとして、株価がここまで下がってくるとワクワクしてきませんか?
私は2005年の上昇相場の直前に株式投資を始めましたが、当時は素人だったのでリターンはいまいちで、「投資を始めるのがもう2~3年早ければ」と悔やんだもの。
あれから3年が経ち、株価があの頃の水準に戻っているわけですから、こんなに幸せなことはありません。これから30~50年の投資人生を考えても、今回のような機会に恵まれる幸運は数えるほどしかないように思います。
[ 2008/09/22 20:29 ] 投資全般 投資哲学 | TB(2) | CM(10)

なるほど

> マーケットタイミングを気にする前に、自分の主観的なバリュエーションの精度を高める方に専念する方が賢明かなと思います。

うん。その通りですね。かのバフェットでさえも大底で買えないなら、我々はそこそこ安く買えるだけで充分です。買値が適切であれば、前提条件が変わらない限り安心して保有できるはずですしね。

> それはそれとして、株価がここまで下がってくるとワクワクしてきませんか?
私も空色さんと同じく2005年に投資を始めたものの、あの上げ相場を指をくわえて見ていたクチなので、今度こそ!という気持ちはあります。今から「バリュー投資」を始めようって人にとっては相当やりがいのある相場環境なんじゃないかと思います。まぁ、そんな奇特な人はあまりいなさそうですが(笑。

P.S.
もしTBしてもらっていたとしたら、私のブログ設定でTBをはじいているかもしれません。私の記事へのリンクがないTBは受け付けない設定になっていますので。今はリンクなしでもTB受けられるようにしております。
[ 2008/09/22 22:31 ] [ 編集 ]

>Itoさん

おや?

・リンクが貼られていない(Itoさん、水瀬さん)
・水瀬さんのコメントが記載されていない

という問題点がありましたので記事を修正しました。
どうもすいません・・

>今から「バリュー投資」を始めようって人にとっては相当やりがいのある相場環境なんじゃないかと思います。まぁ、そんな奇特な人はあまりいなさそうですが(笑。

あんまりいないでしょうね(笑)

[ 2008/09/23 07:18 ] [ 編集 ]

今は絶好の買い場かもしれませんね。そういった意味ではワクワクしますが、絶好の買い場とはどうしてこうも不確定要素が多いのでしょうか(笑)。それこそ世界恐慌が起きても不思議ではない状況。でもハイパーインフレにでもなったら、現金保有はリスク多すぎ。

 結局リスクを取るというのはこういう事なんすね。ここからマーケットはさらに暴落するかもしれませんし、底打って急騰するかもしれません。そんな事誰にもわかりません。投資ってやはり運次第です。どうにもならない事が多すぎますから。

 配当だけを期待する。本来的な投資とはそういうものだと思ってます。フルインベストメントでも不安をあまり感じないのは、配当利回りが結構高くなっているからだと思います。配当だけを期待しているなら文句言えない状況ですから。

 
 
[ 2008/09/23 15:59 ] [ 編集 ]

>こなつさん

>絶好の買い場とはどうしてこうも不確定要素が多いのでしょうか(笑)。

Mr.マーケットがヒステリーを起こしたときが「絶好の買い場」だからでしょう(笑)

こなつさん御指摘のとおり、先のことは誰にも分かりません。世界恐慌が起きるかどうかも、そのときに通貨価値も暴落するのかどうかも分かりません。
投資家にできることは、自分なりに一所懸命考えて、選択の結果については腹をくくることくらいじゃないかなと感じています。
[ 2008/09/23 20:59 ] [ 編集 ]

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2008/09/24 06:37 ] [ 編集 ]

Itoさんへのリンクがエラーとなってしまっていたので修正しました。
たびたびスイマセン…
[ 2008/09/24 08:34 ] [ 編集 ]

しばらくぶりに、当ブログを拝見したら、バリュー投資の話なので、参加させてください。
私は典型的なバリュー投資だと思っております。
今年は6年ぶりに買い出勤しています。
1月・3月・8月・先週と、自分の決めた銘柄が、決めた株価になった水準で淡々と仕込んでます。
タイミングから言えば、ベスト=大底かどうかはわかりませんが、少なくとも良い水準に来たと判断できる銘柄はあります。
私が前に投資したのは2002年から2003年で、日経平均がボトムで8、000円の時です。それから昨年までホールドして、大半を売却しました。
その時から比較すれば、日本企業は遥かに財務体質・収益体質が改善しています。
日経平均10,000円割れは、もしかしたらあるかもしれませんが、8,000円割れまでは下がらないでしょう。
これだって外れるかもしれませんが、その時は自分の間違いを甘んじて受け入れます。
少なくとも、前回よりは配当利回りは相当高い水準になってますしね。
そのぐらいの精神的・資金的余裕を持ってナンピン買い下がりをしています。
相場が上がると何もすることがありませんが、今回のような急落・暴落になるとすごく忙しくなります。
今の仕込みが吉とでるか凶とでるか、全ては時間が証明すると思っています。

[ 2008/09/24 20:16 ] [ 編集 ]

>takaさん

はじめまして(でしたよね?)

2002~2003年に買って昨年売却とはすごいですね。私も経験を積んで、いつかそういう投資家になりたいものです。

ところで、takaさんが定期収入のある方という前提でお聞きしますが、2003~2007年(購入から売却まで)の間、定期的に手元に入る余裕資金はどうされていましたか?
預金やMRF等で手元に置いておいたのか、それとも海外株や債券(あるいはそれ以外の資産)に投資されていたのか・・
差支えない範囲で構いませんので、御教示いただけたら勉強になります。

[ 2008/09/27 21:51 ] [ 編集 ]

管理人様

ご教示するほどのものではありませんが、実態をお話させていただきます。
売却したのは、優遇税制が切れるので売却しただけであって、自分の判断といえない面が大きいです。

地方在住のサラリーマンですので、首都圏の方と比較すると少ないかとは思いますが、定期収入があります。
私は取得単価を引き上げる投資はしませんので、その間は理念に共感している「さわかみファンド」の自動積立(途中で金額増額、ちなみに先月で購入はやめました)以外は、次の投資機会までの余裕資金プールに向けて、ネット銀行の定期をメインにしておりました。手元資金の50%は流動性、50%は1年定期の期日分散です。
色々な投資手法がありますが、自分の理解できる範囲、マネジメントできる範囲でのリクステイクしかしませんので、海外株は投資してません。為替リスクを取りたくないからです。
本来のポートフォリオ構築からすれば、債券投資も行うべきなのですが、資金固定化と比較してのあまりの低金利と、投資していた株式の増配による利回り向上(銘柄によっては10%程度にもなりました)もありましたので、投資してません。
外国債券は株式同様でパス。
ある意味、今回のような投資機会到来に向けて、利回をある程度犠牲にしても、流動性を確保してました。
株式投資でチャンスがあれば、犠牲にした利回りを遥かに上回るリターンが見込めるので、流動性確保がメインです。
あまり参考にならないかとも思いますが、状況をお話させていただきました。
[ 2008/09/28 12:23 ] [ 編集 ]

>takaさん

御教示ありがとうございます。

>ある意味、今回のような投資機会到来に向けて、利回をある程度犠牲にしても、流動性を確保してました。

そうしたら儲かるんだろうなという思いがある一方、「もし買いそびれたらどうしよう・・」という不安から、その戦略はこれまで採用できませんでした。

>株式投資でチャンスがあれば、犠牲にした利回りを遥かに上回るリターンが見込める

今回、身をもって実感しました。数年間の値上がりが一気にチャラになるような機会が時折訪れるのだとしたら、数年間我慢する甲斐はありそうです。

大変参考になりました。
今後の糧としたいと思います。
どうもありがとうございました。
[ 2008/09/28 23:49 ] [ 編集 ]

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