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ジョージ・S・クレイソン「バビロンの大富豪」

相互リンク先のまろさんが、資産運用の初心者にお薦めの1冊についてアンケートを採っています。私が推薦する投資本は、このブログでも「私の『投資のバイブル』」として紹介(宣伝?)しているロバート・キヨサキの「金持ち父さん」シリーズです(以前書いた記事はこちら)。でも、著者の強烈な個性が前面に出ているせいか、この本は好き嫌いが分かれる上、著者の主張が曲解されがちです。
そこで、「金持ち父さん」を受け付けないという方には、ジョージ・S・クレインの「バビロンの大富豪」をお薦めします。

バビロンの大富豪―「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのかバビロンの大富豪―「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか
ジョージ・S. クレイソン George S. Clason 大島 豊

キングベアー出版 2000-02
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本書は、1926年にパンフレットとして発行されて以来、米国で長く親しまれている「金持ち本」です。もう80年以上昔の本と言うことになりますが、その内容は現代でも十分傾聴に値するものです。

本書のエッセンスは次の一文で表せます。
 収入の十分の一以上を堅実な投資に回せば資産家になれる

たったこれだけ。
本書では、古代都市バビロンを舞台に、上記のエッセンスをさまざまな寓話の形で紹介しています。メインとなるのは、「アルカド」という青年が老大富豪の教えに従ってバビロン一の大富豪になるまでの話と、借金で「奴隷」となった「ダバシア」という青年がバビロンの知恵(収支のコントロール)によって「自由」となるまでの話です。

・・「金持ち父さん」シリーズを読んだ方は、ピンと来ますよね。本書ではこれ以外にも、「まず自分に支払う」「お金を働かせる」「収入の流れこそが財産(=キャッシュフローが大切)」など、「金持ち父さん」を彷彿とさせるフレーズが詰まっています。ロバート・キヨサキ、・・もとい、彼に投資の知恵を授けた「金持ち父さん」が本書の影響を強く受けていることは読めば分かります(笑)。
「金持ち父さん」との差異は、「金持ち父さん」で書かれている「お金の本質」が説明されていないことと、「金持ち父さん」では「負債」とされている「持ち家」が「資産」とされている点くらいかもしれません。
まあ、これはロバート・キヨサキ、もとい「金持ち父さん」がパクったというより、本書や「金持ち父さん」に書かれている内容が資産を築くための普遍的な真実だと考えるのが正解だと思います。

ところで、私は先ほど、本書のエッセンスを上記のように書きましたが、あれはあくまでお金の管理についてです。本書を通じた著者の思想は、
・富を築くには明確な目的が必要であり、
・その目的に向かって自己の能力と技能を高め、よく学び、自尊心を持って行動すべきであり、
・幸福とは「労働の喜び」を知ることである
というものです。

資産運用というと、「なるべく多くお金を殖やすにはどうしたらよいか」ということに主眼が置かれがちです。もちろん、金融に関する勉強もすべきですが、個人的には、「お金の使い方(収支のコントロール)」や「仕事に対する姿勢」を先に学ぶべきだろうと思います。よほどリスクの大きな投資をしない限り、「どれだけうまく資産運用できるか」より、「どれだけ多くのお金を資産運用に回せるか」の方が、資産運用の成果に与える影響はよほど大きいと思いますから。

〔参考〕
PALCOMさんも以前、「あなたの投資本No.1は何ですか?」という記事を書いています。
[ 2007/04/19 21:01 ] 読書感想文 | TB(0) | CM(8)

なるほろー

この本も初めの1冊によさそうですね。
やっぱりみんな、はじめは「殖やす」ことしか頭にないから、
そこに冷や水浴びせるような本がいいんじゃないかなと。
[ 2007/04/20 20:30 ] [ 編集 ]

まだ読んだことがないので機会があったら読んで見たい一冊です。

>収入の十分の一以上を堅実な投資に回せば資産家になれる

このあたりは以前に読んだ本多静六に似ているモノがありますし
金持ちになる不滅の真理なのかもしれませんね。
[ 2007/04/21 06:22 ] [ 編集 ]

>まろさん
本書には、
「私たちがそれぞれ必要経緯と呼んでいるものは、自分で気をつけていない限り、必ず収入と等しくなるまで大きくなってしまう」
「必要な経費と自分自身の欲求とを混同してはいけない」
という警句が記載されています。
これが理解できていないと、投資が上手にできても資産は増えません。その点も分かりやすいエピソードで紹介されています。

>とよぴ~さん
>>金持ちになる不滅の真理なのかもしれませんね。

まったく同感です。本書では何に投資すべきかは触れられていませんが、それは収支のコントロールを身につけてからじっくり勉強すればよいと思います。
[ 2007/04/21 09:58 ] [ 編集 ]

「バビロンの大富豪」は、僕も愛読書のひとつです。
物語としても十分面白いうえに、資産形成のエッセンスがしっかりと散りばめられています。

物語調の投資本といえば、「イヌが教えるお金持ちになるための知恵」(ボード・シェーファー著)もなかなか泣かせます。
僕は感動しやすい単純人間なので、こういった本はストライクゾーンど真ん中です(^^ゞ
[ 2007/04/21 13:56 ] [ 編集 ]

>水瀬さん

私は古代遺跡や古代文明が大好きなので、本書の題名を観たら手に取らずにはいられませんでした(笑)

「イヌが教える~」はまだ読んだことがありません。投資本もいろいろあるんですね~
[ 2007/04/23 07:00 ] [ 編集 ]

私も先日読みました。

初めまして。検索から訪問しました「めざせ金持ち父さん!」のkazuchiと申します。先日、「バビロンの大富豪」を読みまして本日記事にしました。空色さんのブログは非常に完成度の高い内容で勉強になります。また訪問します。また、よろしければ相互リンクさせて頂ければ幸いです。なお、関連記事を本ページにトラックバックさせていただきます。
[ 2007/04/30 21:20 ] [ 編集 ]

> kazuchiさん

貴ブログを拝見しましたが、(一応)株式投資がテーマの当ブログとはあまり共通点がないかなと思うので、相互リンクは遠慮させていただきます。御期待に添えずに申し訳ありません。
[ 2007/05/01 00:11 ] [ 編集 ]

丁寧なご回答恐れ入ります。株式投資に関する知識を深めるために、またおじゃまさせていただきます。
[ 2007/05/01 01:53 ] [ 編集 ]

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