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2897 日清食品 H18年3月期

山口さんのセミナーに参加して、勉強のためにいろいろな会社の有報を読むことにしましたが、やっぱり一人で読んでいるだけでは寂しいので(笑)、読んだ結果をときどきブログに載せることにしました。

1 業績の推移
過去5年間で、
・売上げは微増、経常利益は3割増
・BPSは18%増、EPSは34%増
・営業CFは横ばい、投資CFは営業CFっとおおむね同額

2 事業の概要
・即席袋麺、カップ麺を主とするインスタント食品の製造販売
・事業の90%超が即席麺及びその付随事業
・売上の86%超、利益の90%超が日本。売上の約1割を占める北米は赤字
・販売先は、三菱商事、伊藤忠、三井物産及び東食の4社で全体の77%超。その理由は、与信管理の省力化及び信用リスクの低減

3 対処すべき課題と事業等のリスク
・中期的な経営目標は、国内の即席麺市場のシェア50%
・主要原料は、小麦粉・パーム油などの農産物及び包装材に使用する石油製品

4 財務分析
(1)P/L
・販管費の半分以上は「拡販費」 ← 使途・内訳等は?

(2)B/S
・運転資本15、調達資本266、事業資産70、非事業資産146。
・短期借入金はわずか、長期借入金はなし。
・豊富なネットキャッシュ。
・ROICが約7%とやや低い。
・現金預金を有価証券に投資。貸借対照表上で4倍超の増
 → 内訳は?

(3)主な財務指標
nisshinsyokuhin


5 成長戦略
・主力製品の即席袋麺、カップ麺等の研究開発は中央研究所が中心となって行っている。 ← 人員・予算は?
・研究開発投資は約27億円。
・当年度の設備投資は製品仕様変更対応のための投資が中心。約35億円。
・広告宣伝費は約120~130億円。
 → 約700億円の拡販費はやはり気になる。
・中国での事業強化・拡大のため、中国の大手即席麺メーカーである「河北華龍麺業集団有限公司」に資本参加

6 役員・従業員
・従業員は連結ベースで6,000人、単体ベースで1,400人。
・単体ベースでは、平均年齢40歳で年収約725万円。
・労働組合なし。
・取締役のほとんどは50歳代半ば~60歳代前半。生え抜きが多い。
・三菱商事の社長と伊藤忠の社長が社外取締役。
・社長は創業者の息子? 10万株超を保有。
・他の取締役はおおむね2,000~5,000株を保有。

7 資本政策・配当政策
・ストックオプション等、潜在株式なし。
・3,200~3,400円で自社株買いを実施。
・配当性向30%が目標。

8 株主等
・スティールパートナーズが5.81%保有。

〔雑感〕
ROICの低さが気になっていましたが、資産の内訳をよく見てみると、実は凄い会社のような気がしてきました。ただ、個人的には、販売先を大手商社に集中させている戦略が妥当なのかちょっと疑問です。


(関連記事)
○『シェアーズ・山口揚平氏の「有価証券報告書の戦略的読解セミナー」報告』
○『再び、Aから始める〔有価証券報告書の読解〕』
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[ 2007/02/27 02:39 ] 投資全般 有報分析 | TB(0) | CM(0)

ベイブリッジとにんにくせんべい

今週は出張で青森市に行っていました。

例年はけっこう雪が積もるようですが、市街で雪は見かけませんでした。
寒さもそれほど厳しくなく、コート一枚で十分でした。
まあ、移動が少なかったせいもありますが・・

青森市は何もないところでした。松屋も吉野家もないので食事には苦労しました。
(ちなみに、一緒に出張した同僚は、海鮮料理を堪能したそうです。)

私が唯一印象に残ったのはベイブリッジ。
20070222233734

夜にはライトアップもされて、けっこう綺麗です。
ホテルの部屋から携帯で撮影したので、いまいち臨場感に欠けますが・・

ベイブリッジの近くには、やはり夜にはライトアップされる謎のピラミッドもあります(こちらは写真なし)。
ちょうど青森滞在中に、青森市が財政負担のため高齢者向けの市営バス無料サービスを中止するというニュースを見ましたが、こんなものに無駄な税金を使っているせいではないかと思うのは私だけでしょうか・・

話は変わりますが、青森市では素敵なお土産も見つけました。
20070222233650

その名もずばり、「青森のにんにくせんべい」
私は青森というとりんごしか知りませんでしたが、青森県はにんにくの生産量が日本一で、その中でも田子(たっこ)町産のものがおいしいそうです。その田子町産のにんにくを使用したせんべいということで、にんにく好きの私は思わず買ってしまいました。
さっそく、帰りの新幹線で食べてみましたが、袋を開けた瞬間ににんにくのにおいが充満。
食べてみると、「ハートチップル」を何倍にも濃縮したような濃厚な味で、とてもおいしい。
気が付いたらいつの間にか半分以上食べてしまっていました・・

青森市以外でも売っているようなので(盛岡駅でも売っていました)、機会があったらぜひ食べてみてください。
にんにく好きの方には特にお薦め。
ただし、ニオイがすごいので、デートや会議の前は控えた方がいいかもしれません(笑)
[ 2007/02/22 23:42 ] 雑記 | TB(1) | CM(0)

インデックス投資(パッシブ投資)は市場を非効率にする

先日、不正決算問題で揺れる日興CGの銘柄を一部のインデックスファンドが組入銘柄から除外したことについて、インデックス投資家の水瀬さんrennyさんのブログで議論が盛り上がっていました。

個人的には、インデックスファンドそもそもインデックスファンドは対象インデックスの全銘柄の買い持ちをするファンドではないので、組入銘柄の入替えを議論する意味があるのかな~と思っています。

他方で、今回の議論を通じてインデックス投資(パッシブ投資)を再認識し、インデックス投資が普及するほど市場は非効率になるのではないかと思いました。その理由は次の2つです。

(1) インデックス投資家の増加=市場参加者の減少
上記の議論では、結果として損害を被ることとなっても構わないので、インデックスファンドは勝手に組入銘柄を入れ替えるべきでないという意見が多く見られました。
もちろん、インデックス投資とはそういうものですが、インデックス投資家は、成長の見込めない企業の株式を売却したり、逆に、成長の期待できる企業の株式を買い増したりしませんから、価値と価格の調整弁としての機能を持ちません。つまり。市場参加者の合理的な判断によって市場が機能すると考えた場合、インデックス投資家は市場に存在していないのと同じなのです。

(2) 株式の流通量の減少に伴うボラティリティの増大
インデックス投資家は(当該インデックスを売却しない限り)基本的に保有株式を売却しませんから、その分だけ市場で流通する株式の量が減少することになります。
モノの値段は需要と供給のバランスでりますから、理論上は、何らかの理由により当該企業の株式の需要が急増又は急減した場合、流通量が少ないほど値動きの上下のブレが大きくなることになります(実際、流動性の低い銘柄ほど値動きが激しくなる傾向があります)。

 もっとも、現状は、そもそもインデックス投資の選択肢がほぼ皆無と言っても過言でありませんから、その弊害を懸念する以前の状態です。私も適当なインデックス商品がないため投資を見送っている国・地域がありますので、まずはインデックス投資の環境整備を期待しているところです。
・・・・それに、アクティブ投資家としては、将来インデックス投資が普及して市場が非効率になったら、それだけチャンスが広がるわけですからね。そういう意味でも、インデックス投資が早く普及してくれた方が嬉しいかも、というのが今回のオチでした(笑)
[ 2007/02/16 23:08 ] 投資全般 ファンド | TB(0) | CM(0)

投資信託の信託報酬をシンプルに考える。

先日、知人から、「投資信託の信託報酬の1~2%の差なんて大した問題ではないんじゃない?」と聞かれました。

確かに、1%ってあまりインパクトがないですよね。内閣支持率の1%なんて誤差の範囲内のような気もするし、近所の食品スーパーが「全品1%引き!」という特売チラシを撒いても集客効果が期待できるとは思えません。

では、やっぱり信託報酬の1~2%の差なんて小さな問題なのか?
いいえ。違います。
ファイナンスの入門書を読めば、年率1%の違いが将来的にどれくらいの差になるのか、グラフ付きで説明されています。あるいは、エクセルや電卓でちょっと計算してみるテもあります。

でも、それを書いても面白くありませんし、もっとシンプルな考え方があります。それは、「儲けの何%が投信会社の取り分なのか?」という考え方です。

あなたはどうして投資信託を買うのか?
ほとんどの人は、お金を増やしたいからだと思います。
それなら、いくら増えたのかを基準に信託報酬を考える方が素直だと思いません?

例えば、あなたは投資信託Aの購入を検討しています。
投資信託Aの信託報酬は1%、期待リターンは7%です。
もし10万円分購入し、期待どおりのリターンが達成されれば、7000円の儲けのうち1000円、儲けの約14.3%が運用会社の取り分となるわけです。

また、投資信託Aの信託報酬が2%だったら、投信会社の取り分は儲けの28.6%です。
さらに、投資信託のリターンが期待に反してたったの2%だったら、信託報酬が1%だったら儲けの50%、信託報酬が2%だったら儲けの100%が投信会社の儲けになるという計算です。

こう考えると、信託報酬の1%の差ってかなり大きな違いだと思えてきませんか?
まあ、実際、信託報酬は年1回支払うわけではありませんし、すべて投信会社の懐に入るわけでもありません(参考)。
なので、細かい点を気にすると、この記事はいろいろとツッコミどころがあるわけですが、それでも、物事はなるべくシンプルに考えた方がいいかな~と思います。
[ 2007/02/11 01:01 ] 投資全般 ファンド | TB(1) | CM(10)

bear market(弱気相場)

以前から、どうして弱気相場をbear marketと言うのか疑問でした。
だって、熊が牛に比べて弱気とは思えないでしょ?

でも、ついさっき、ようやくその疑問が解けました。
先日紹介したVOAで、株式市場の用語を解説した記事があり、bea marketについても触れられていました。

〔引用〕
The meaning of a bear market is thought to come from an old story about a man who sold the skin of a bear before he caught the bear. An English dictionary of the sixteen hundreds said, "To sell a bear is to sell what one has not."


熊を捕る前に熊の毛皮を売った男の故事に由来しているようです。
強気・弱気というよりは、信用売りを指していたんでしょうね。納得です。
個人的にとても嬉しかったので、記事にしておきます(笑)

ちなみに、bull amrket(強気相場)の由来ははっきりしていないようです。
[ 2007/02/10 12:17 ] 投資全般 | TB(0) | CM(3)

自転車(MTB)にしませんか?

節約の手段として車を売るというPALCOMさんの記事に強く共感したので、私も自分の経験を踏まえて皆さんに自転車をお勧めします。

私の主な交通手段は自転車です。運転が苦手なせいもあって車は持っていませんが、これまで不便を感じたことはありません。

自転車を主な交通手段とすることに抵抗を感じる人は、もしかしたらママチャリしか乗ったことがないのでは?
もしMTBに乗ったことがなければ、一試してみることをお薦めします。ママチャリ代わりに街中で乗るだけなら、4~6万円のもので十分。あくまで主観ですが、ママチャリの1/2の労力で行動範囲が2倍に広がるような気がします。

自転車は買い物に不便と思うかもしれませんが、ネット通販や宅配を利用すれば、自分で直接持ち帰る必要があるのは衣料品と食料品くらい。
衣料品を持ち帰るのに難儀する人はいないでしょうし、食料品はリュックに詰めて自転車に乗れば大丈夫。リュックを持参すればレジ袋も必要ないので、地球にも優しいですよ。

遠出をする場合は公共交通機関が基本ですが、必要に応じてタクシーも利用します。
私が住んでいる埼玉県では、都内と違って流しのタクシーを捕まえるのは大変ですが、タクシー会社の電話番号を携帯に登録しておけば、いつでも・どこでもタクシーを呼ぶことができます。
子供ができると車が必要になると言いますが、いまのところ必要性は感じていません。子供が急に熱を出してもタクシーを呼べば大丈夫。家族旅行のときなどはレンタカーか実家の車を利用します。

住んでいる環境によっても違うと思いますが、少なくとも電車通勤の方の大半は自動車がなくても生活できるはずです。
自転車はガソリンの代わりに体脂肪を燃やしますから、健康にもよいですし、地球温暖化対策としても一役買います。
何より、自動車を手放して浮いたお金の大半を投資に回せば、5年後・10年後には大きな差が尽きます。
自転車(MTB)にしてみませんか?
[ 2007/02/09 01:04 ] 投資全般 | TB(0) | CM(4)

The Economistの記事概要を削除しました。

先日、水瀬さんが、著作権法上の問題を理由に複数の記事を削除されていましたが、当ブログでも、これまで掲載していたThe Economist誌の記事概要を削除することにしました。

きっかけは、まろさんのこの記事です。
この記事のリンク先をチェックしたところ、The Economist誌の主要記事の日本語訳を有料で提供している会社があることを初めて知ったため、念のため著作権法に抵触するおそれのある記事を削除することとした次第です。
また、これをきっかけにちょっと調べたところ、定期購読者の私は、同誌のウェブサイトとネットの翻訳サービスなどを使用すればわざわざ自分で全部和訳する必要がないことも判明しました(もう2年以上定期購読しているのに知りませんでした・・)

というわけで、今後はThe Economist誌の和訳は掲載しませんのであしからず。

ちなみに、同誌記事の和訳の掲載は、自分の英語の勉強の一環として始めたもの。今後はBillionDallorさんが紹介していたVOAのSpecial Englishなどで英語を勉強することにします。

いやあ、著作権法って面倒ですね。
正直、水瀬さんがブログ記事を削除したときも自分はバックレ(死語)ようかと思いましたが、実際にそのコンテンツを使って商売している会社があるのを知ってしまうとさすがに良心が咎めます。
勉強不足でした。とほほ・・

〔まろさんへ〕
おかげさまで面倒が生じる前に関連記事を削除することができました。
ありがとうございました。
[ 2007/02/08 00:11 ] 投資全般 | TB(0) | CM(5)

「東証とNYSEの戦略的提携」に失望する

2月1日(NY時間の1月31日)、東証とNYSEが「戦略的提携」について合意した旨を発表しました。

東証(東京証券取引所)プレスリリースの抜粋〕
両取引所は、テクノロジー、投資者や発行体へのサービス、投資商品、取引所の ガバナンス・規制などの分野につき、共同開発や新しい協力の機会を模索します。この合意には両取引所間の将来の資本提携の可能性に関する議論の着手も含んでいます。なお、この合意は他の取引所に対して排他的なものではありません。
(中略)
具体的分野
この度の合意に基づき、両取引所はワーキング・グループを発足させ、相互に関心のある特定の分野について、定期的・継続的に協議を行います。協議分野に は、例えば、IT及び市場のインフラストラクチャー、取引サービス、市場データ関連商品、発行体や投資者へのサービス、相互マーケティング・プロモーショ ン、上場会社に関する規制などが含まれます。また両取引所は、一方の取引所に上場する発行体による、他方の市場の投資者に対するアクセスを改善すべく、上場プロセスの協力を検討します。

NYSE(ニューヨーク証券取引所)のプレスリリースも基本的には同じ内容です。

大証がETF拡充のための上場基準見直しを打ち出したこともあり(参考記事)、東証とNYSEの今回の合意内容にも期待していましたが、率直に言って、とても失望しました。
「合意に基づいてWGを設置し、特定分野の協議を行う」とのことですが、そうすると今までの交渉は一体何だったのか?
もしかして、どの分野についてWGを設置するのかで交渉が難航していたとか?

具体的な事項について合意に至らなかったので、「WGを設置して協議を継続」という形で御茶を濁すことにしたというのが素直な見方だと思います。期待していた海外ETFについても、具体的なことは何も触れられていませんし、どうやら東証には期待してもムダみたいですね。

〔参考記事〕
○梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー「東証とNY証取、業務提携で合意」
○rennyの備忘録「東証、NYSEの提携」
○ホンネの資産運用セミナー「東証、NY証券取引所とETF相互上場」
○資産運用-消費者によい投資信託を買おう「東京証券取引所とNYSE Groupが戦略的提携に合意」

[ 2007/02/01 13:44 ] 時事ネタ | TB(0) | CM(0)






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