昨年の夏に「マインドマップ」と「フォトリーディング」のセミナーに行きました(参考記事1( マインドマップ)、2( フォトリーディング)。 あれから1年近くが経ちましたので、それぞれが役に立つものであったのかどうかを振り返ってみたいと思います。 まず「マインドマップ」については、非常に有効なスキルとして日々活用しています。個人的には、(1)読んだ本の内容の整理、(2)新しい企画の立案、(3)プレゼンの準備、(4)ToDoリストの作成、といった用途に用いています。 「マインドマップ」の良いところは、個人的には、自分の思考やアイディアを整理するのに役立つところと、あとで見返したときに関連する事柄を思い出しやすいところです。 セミナーの内容は書籍に書かれている内容をなぞるだけなので、まずは書籍を読んで自分で試してみるのもいいかもしれません。ただ、セミナーの参加者は「書籍を読んで自己流でやってみたけれどもうまくいかなかった」という方がほとんどでしたので、金銭的に余裕があり、時間を無駄にしたくないという方は、いきなりセミナーを受けてみても損はないと思います。セミナーは1日で3万円でしたが、いま振り返ってみて、「高かった」とは思いません(安かった、とも思いませんが。)。 次に「フォトリーディング」については、セミナーの受ける前と後で読書スピードは2倍くらいにはなりましたが、関連書籍やセミナーで喧伝されているような成果は一向に上がっていません。このセミナーでは、セミナー受講者同士のメーリングリストでフォトリーディングの成果を報告し合えるようになっていますが、セミナー受講者70余名のうち「うまくいっている」という報告メールを送ってきた人は片手で足りる程度の人数しかいなかったので、ほとんどの人は期待していたような成果が上がっていないものと推察されます。 「うまくいっている」という方の1人を飲みに誘っていろいろと聞いたところ、数をこなしていくと次第に読書スピードが上がるものの、関連書籍やセミナーで喧伝されているような成果はやや誇張されたものではないかとのことでした。 こちらのセミナーは2日間で10万円でしたが、1年経ってスキルはほとんど身に付いていないと思うので、「時間とお金を無駄にしたかもなあ」というのが正直な感想です。ただ、実際にうまくいっている人が(ごく少数とはいえ)存在するのは事実なので、彼の助言に従ってもう少し数をこなしてみようと考えています。 こちらについては、ちょっと他人にお勧めする気にはならないですねぇ・・ ちなみに、どちらのセミナーも、ときどき新しいセミナーのお知らせメールが届く以外に怪しげな勧誘等はありませんでしたので、そちらの方面の心配はないと思います。
9月13日(土)及び14日(日)の2日間、東京・両国で開催されたフォトリーディング集中講座に行ってきました。 受講生は全部で70人余り。そのうち約7割が勝間和代さんの書籍等で興味を持ったのがきっかけということなので、あらためて勝間さん人気にびっくりです。ちなみに私のように書籍がきっかけという人は全体の2割に過ぎませんでした(笑) 講座は両日とも午前9時半から、13日は午後6時半過ぎまで、14日は午後7時過ぎまで続きました。おおむね1時間に1回の割合で5~10分の休憩が入りましたが、短時間に集中して本を読む回数が多く、非常に疲れました。 講座は、基本的には書籍の内容と大差ないものの、書籍には記載されていない情報がいくつか紹介されたほか、講師の方のガイドで実際に無意識や自己暗示の威力を実感できたり、フォトリーディングを体験できたりしたのが良かったです。 講座は、思っていたよりもスピリチュアルな色彩の濃い内容だった気がします。また、この類の講座では「とにかく信じろ」と言われることが多いです。自分の(潜在)意識の影響を重視するため「とにかく信じる」必要があるのは分かりますが、他方で、物事を論理的に判断する際には対象を批判的に検討する必要があるのも事実で、難しいところです。実際、講座でも、懐疑的な質問を投げる受講生も散見されましたが、それも仕方ないのかなと思います。 とりあえず、講座の中で、 「1か月以内に会計学の教科書を5冊読み、その5冊について『シントピック・リーディング』をする」という目標を立てたので、できるだけフォトリーディングの数をこなしながら、その目標を達成できるよう頑張るつもりです。 この講座に2日間という時間と10万円という金額を投資したことが正しかったのかどうかは、・・・・いずれ時間が経てばおのずと分かるでしょう。 フォトリーディングした書籍については、その都度ブログに記事を書く予定なので、その更新頻度と記事のクオリティが一つの判断基準になるかもしれません。 ちなみに先日紹介したマインドマップ基礎講座は、受講料が約3万7000円でした。受講当日はちょっと高いかなと感じていましたが、受講後半月ほど毎日マインドマップの練習をした結果、それなりにマインドマップが描けるようになりました。現在では、マインドマップをスケジュール管理や仕事の企画にも活用しているので、あらためて考えてみると割のいい投資だったと感じています。 自分では、来月の今頃、フォトリーディングの講座についても同じような感想を抱けていることを信じて頑張ります。
久しぶりの更新です。8月は引越しにオリンピック観戦にと忙しい(?)毎日を過ごしていました。 さて、8月のある土曜日、先日ブログで書いた「マインドマップ基礎講座」に行ってきました。会場は東京・千代田区の「ちよだプラットフォームスクウェア」内会議室。この建物は山口揚平氏が代表を務めるシェアーズも入居している千代田区の施設なので、ちょっとだけ思い入れのあるところです(ちなみにセミナー当日、向かいの会議室で山口揚平氏がセミナーを開いていました。)。 マインドマップ基礎講座は、午前10時から午後5時半まで。講師は竜倉さんという方で、受講者は私を含めて11人でした。受講者の中には女子大生や中年サラリーマンもいましたが、30歳前後の男女が中心でした。 講座は、最初にマインドマップの基本的な考え方を説明した後、受講生が実際にマインドマップを描き、最後にマインドマップの活用例を学んで終えるというものでした。と言っても、ただ座って講師の話を聞いているのではなく、講師の方からいろいろなワークを出されて受講生同士で会話したりする機会が多かったので、退屈はしませんでした。 講座の内容は、既存の書籍に書かれている内容と同じもので(違っても困りますが)、特に目新しい内容はありませんでした。 ただ、本で読んで頭では理解していてもいまいち腹に落ちてこないという消化不良だった事柄が、講師の説明を聞いたり、講師の描いたマインドマップを見たり、講師や他の受講生と一緒に自分で実際にマインドマップを書いたりしているうちに、「ああ、そういうことだったのか」と理解できたのでよかったです(例えば、セントラルイメージはできるだけ絵で表現した方がよい、色や絵を多用した方がよい など。)。 講座終了後は、講師と受講生で近所の居酒屋に行き、打上げで盛り上がりました。最初こそマインドマップ関連の話をしていましたが、受講生としていろんな業種の方が参加していたので、後半はお互いの仕事の話などで盛り上がっていた気がします(笑)。 講座終了後は、受講者同士のメーリングリストでお互いの描いたマインドマップを見せ合っています(講師もコメントを付けてくれます。)。 正直、講座を受けた当日は、講座の内容を踏まえると受講料(3万6000円)はちょっと高いかな、と思っていたのですが、研修終了後のメーリングリストがマインドマップを続けるモチベーションを高めるのに非常に有効で、また、他人の描いたマインドマップを見ることは参考にもなるので、それも含めて考えればまあ仕方ないかな、といったところです。 個人的な感想としては、マインドマップは、新しいアイディアを捻り出したり、自分の考えや知識を整理したりするのには使えるかな、と思います。実際、ここ数日は私生活や仕事でも活用しており、効果は上々です。 もちろん、魔法のスキルではないので、これを覚えたからといって自分の抱えている問題がすべて氷解するわけではありませんが、描いていて楽しいし、使い方によっては役に立つので、知っておいて損はないと思います。 せっかくなので、私が昨日描いたマインドマップを掲載します。 以前このブログでも紹介した、スティーブ・ジョブスのスピーチ内容をまとめたものです。真ん中に書いてある絵は、ジョブスがスピーチで言及した「WHOLE EARTH CATALOGUE」最終号の表紙の写真を参考に書いたもの。先日ネットでこの 写真を見つけたんですが、本当に「stay hungry, stay foolish」って書いてありました。ジョブスにとってはよほど印象に残った言葉だったんでしょうね。
前回の記事の続きです。 フォトリーディングの重要な要素の一つに、「マインドマップ」というものがあります。マインドマップは英国のトニー・ブザン氏が考案したノート記載法で、 (1)メインコンセプトを中心に置いて放射状にキーワードをつなぐ (2)色や絵、記号等を多用する という特徴があります(具体例は こちら)。 マインドマップは、ブザン氏の著書「ザ・マインドマップ」等に詳しく紹介されていますが、もともとはフォトリーディングとは全然別のもので、やってみると結構面白いです。 ただ、フォトリーディング同様、こちらもイマイチうまくできている自信がありません。 マインドマップはフォトリーディングの重要な要素なので、当然、フォトリーディングの集中講座でもそれなりに時間を割いて教えてくれるとは思うのですが、実際にそれで足りるのかどうかちょっと不安があります。 そんなワケで、いまのところ、フォトリーディングの集中講座と併せて、マインドマップ基礎講座も受講してみようかなと思っています(倉橋竜哉氏の講座を予定)が、いずれか(または両方)の講座を受けた経験のある方がいましたら、マインドマップについて、 (1)両方受けた方がよいのか、それともフォトリーディングの集中講座だけで十分なのか (2)マインドマップ基礎講座のお勧め講師 についてコメント欄またはメールで情報をいただけたら助かります(ブログ右下にメールフォームがあります。)。
投資ブログ「たーちゃんファンド」の管理人であるたーちゃんさんが、2日間10万円のフォトリーディング集中講座を受講されたそうです( 記事)。 フォトリーディングとは米国発の速読法で、その考案者であるポール・シーリィ氏の書いた「あなたもいままでの10倍速く本が読める!」という書籍に詳しく紹介されています。 私は数年前に同書を読み、一時期、自己流でフォトリーディングに取り組んだことがあります。おかげで特にビジネス書の類などの読書時間はそれまでよりかなり短くなりましたが、教科書の類の読書時間はあまり変わらず、そのまま挫折してしまった経験があります。 実は、フォトリーディングというのは、あまり評判がよろしくありません。セミナー料金が高額なことに加え、前述の書籍を読むと「これではまるでオカルトじゃないか」と思ってしまうような記述が散見されます。ちょっとグーグルで検索してみれば分かりますが、集中講座受講者の満足度は高いものの、酷評する意見も少なくありません。 それで、もっと早く本が読めるようになったらどんなにいいだろうかと思いつつ、怪しげな宗教か何かだったら嫌だなと集中講座の受講を躊躇していたところ、たーちゃんさんのブログを読み、意外と良さそうだったので、この際思い切って受講してみようかと思うようになりました。 また、たーちゃんさんの記事を読んだ後に知ったのですが、最近精力的に書籍を出版されている勝間和代さんも、フォトリーディングの集中講座の受講経験があるそうです。彼女のブログの 体験記を読んでみると、まさに私が懸念していた点が丁寧に解説されていました。 ということで、フォトリーディングの集中講座の受講を検討しているのですが、たくさんの講師がいて、どなたの講座がよいのかよく分かりません(たーちゃんさんが受講された方は大阪の方ですし、勝間さんが受講された方は現在は講座を持っていないようです。)。 私がいま考えているのは、 ・主藤孝司・立石聖子両氏の集中講座 ・芝健太氏の集中講座 のどちらかなんですが、これらの集中講座を受講された方、また、他にお勧めの講師があるという方がいましたら、記事へのコメントかメール(ブログ右下にメールフォームがあります)で情報ください。お願いします。
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後でじっくり、読みたいと思います。レバレッジ君私が子ども手当を支持しない2つの理由お邪魔します。
思うに子ども手当の根底にあるのは「子供達のためだから」という「主観的な善意の絶対化」ではないでしょうか。それは「女性のため」という「選択的夫婦ブロガー(志望)私が子ども手当を支持しない2つの理由私も子供手当は反対です。理由は、今は景気回復に全力を尽くすべきだから
です。子供手当の経済波及効果は極めて低いです。福祉をやってる場合か?
今がどんな時期なのかこなつホテル・ルワンダ>あつまろさん
コメントありがとうございます。
フツ族とツチ族って、統治しやすいようにベルギーが体型や鼻の高さなどを基準に無理矢理2つに分けただけで、実際に空色ホテル・ルワンダホテルルワンダ、私も印象に残っている映画です。
ツチ族とフツ族は以前から小競り合いはあったと思いますが、
旧宗主国のベルギーがツチ族を優遇したことで、憎悪がわきあつまろ