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9831 ヤマダ電機 H18.3月期

連休明けから仕事が忙しい・・
ちょっと手抜きの印象は否めないけど、最近ブログを更新していないので、取りあえず財務指標の推移だけ。ちょうど今日ならタイムリーだし(笑)

【財務指標の推移はこちら


FCFがずっとマイナスなのが意外。積極的に投資をしているからなんだろうけど、投資対象の検証についてはまた後日。
当座比率35%というのはどうなんだろう・・
売掛/買掛債権率をみると、基本的に現金仕入・現金販売だから、問題ないのかな。在庫もちゃんと回っているみたいだし。

調査期間中に一度大規模な増資をしているっぽいのと、転換社債が多いのはパーシャル・オーナーとしてはイヤかな。ROEは高いけど、ROICはそこそこだし。

ちなみに、私は普段、営業利益を使うんだけど、家電量販店では、営業外利益として計上されている販促協力金等を無視できないと思うので、経常利益を使っている。

とりあえずこんなところ。
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[ 2007/05/10 23:04 ] 投資全般 有報分析 | TB(0) | CM(0)

2900 明星食品 H18.9月期

即席麺メーカー3社目。これで最後です。

〔業績推移〕
売上、総資産、EPS、BPSは過去5年でほぼ横ばい。
従業員は1割減。
経常利益は1.7倍になっているが、営業CFは減少。

〔事業の概要〕
即席麺メーカー。主力商品は「チャルメラ」「一平ちゃん」。
主な事業の売上、営業利益、営業利益率は次のとおり。
・即席麺 67,336 1,073 1.6%
・外食  10,781   87 0.8
・賃貸   1,272  517 40.6

〔取引先への依存度〕
最大の販売先は菱食(26.6%)。
販売先が上位10社に集中(国分、加藤産業、三井物産等)。

〔課題とリスク〕
・小売業における低価格競争による販売価格の低下、販管費の増加。即席麵事業を中心とした「収益基盤の強化」と「選択と集中」。
→重点商品や重点得意先の選定、生産拠点の統廃合を実施。
・販売先が上位10社に集中しているのは、与信管理の省力化と信用リスクの軽減が目的(ちなみに、日清食品の有報にも同じ理由が記載されていた)。この点がリスクの1つとして挙げられている。

〔財務分析〕
myojosyokuhin



〔投資〕
・研究開発 5.9億円(「スーパーノンフライ製法」の応用展開、商品開発)
・設備投資 24億円(神戸工場用地11億円、製造設備更新13億円)
・広告宣伝 どこに含まれているのか不明。

〔株主還元〕
・配当に関する数値目標なし。
・自社株買いなし。

〔まとめ〕
当事会社も認識しているが、販管比率が49.9%(393億円)と高い。
販管費のうち187億円が拡販費で、上記の研究開発費や設備投資のほか、材料費(210億円)等と比較しても高過ぎると思う。
ちなみに、スティール・パートナーズは有報作成時点で23%を保有。

結局、日清食品がこの会社を買収することになったんだけど、経営戦略としてはどうだったんだろう。明星食品は単体で見ればまったく魅力を感じないけど、流通経路が似ているので、流通の効率化と同時に商品の選別を進めることができれば、ネックの販管費が削減できていいのかも。供給シェアも増えるから競争圧力が減り、価格交渉力も強まって販売価格の低下にも歯止めがかかったりして。

・・う~ん、分からない。
でも、「分からない」で終わってしまっては、バフェットのような「企業価値に基づく投資」はできないんだろうな。
頑張ってもっと勉強しなくっちゃ。


[ 2007/04/04 19:29 ] 投資全般 有報分析 | TB(0) | CM(0)

2875 東洋水産 H18年3月期

今日はエイプリルフールでした。
みなさん、ナイスな嘘はつきましたか?

だいぶ間が空きましたが、先日の日清食品の続き。

〔事業の概要〕
東洋水産は、「マルちゃん」ブランドが有名な加工食品メーカー。
主力商品は「赤いきつね」「緑のたぬき」など「マルちゃん」ブランドのカップ麺(和風が強いそうです・・・・言われてみれば)。
ちなみに、元々は魚介類の水産加工品メーカーとして創業したそうです。

〔業績〕
過去5年間で売上高は横ばい、経常利益は微増。でも、当期利益は倍増しています。従業員は2割減。

セグメント別の売上高、営業利益、営業利益率(%)は以下のとおり。
魚介類 55,504 1,304 2.33
加工食品 234,619 17,190 7.33
冷蔵庫 14,501 693 4.78
その他 11,285 993 8.80

〔取引先への依存度〕
出荷の約23%が三井物産。その他の食品卸としては菱食、国分、生協、加藤産業と取引しているが、三井物産と比べれば依存度は1/3以下。

〔経営戦略、課題とリスク〕
・来期の経営目標は投機とほぼ同額の経常利益の達成。
・対処すべき課題としては、競争激化による販売価格の低下。そのため、チャンネル別・エリア別の商品提案を行うべく、研究開発と営業活動に注力とのこと。
・リスクとして、販売促進費の増加による収益の圧迫が挙げられている。

〔P/L、B/S、C/F〕
・税引前利益24,795に対して固定資産売却益が5,272(営業利益は19,935)。
 →経常利益が微増なのに当期利益が増えているのはこの辺が原因か。
・販管費97,838のうち広告宣伝費3,461、販倍速品費54,846。
・財務状態は比較的健全。有利子負債の返済も順調。

〔財務分析〕
toyosuisan


〔投資〕
研究開発・・・12.3億円。新商品の開発がメイン。
設備投資・・・10億円。生産拠点の集約化に伴う設備の新設・改修がメイン。なお、今後57.6億円の設備投資・除却計画があり、自己資金及び借入金で賄う予定。
宣伝広告費・・・34億円。

〔資本政策・配当政策〕
増資はない。自社株買いを実施しており、償却(一部)も行っている。
新株予約権なし。
配当性向等に関する数値目標なし。

〔役員・従業員〕
会長が大正15年生まれと高齢。ほかの役員はおおむね昭和20年前後の生まれ。社外監査役2名を除き全員がプロパー。
従業員は平均年齢が40.1歳、平均金属年収が16.3年、平均年収が616万円。労働組合なし。

〔雑感〕
研究開発への投資や生産拠点の集約化、有利子負債の削減など決めたことはきちんとやっている感じ。
しかし、業績推移がパッとしない。過去5年間で営業CFはほぼ横ばいだが、投資CFはマイナスが縮小して当年度はプラスに転じており、市場環境が厳しいと言っている割に投資が控えめ。キャッシュの使い道に困っているのか?
「経常利益は当年度と同程度」というポジティブとは言えない目標が設定されている程度で、経営戦略に数値目標もない。利益に占める特別利益の割合も少なくない。まあ、日清食品との比較で見ただけだけど、趣味に合わないので当面投資することはないだろうなあ・・
[ 2007/04/01 23:16 ] 投資全般 有報分析 | TB(0) | CM(1)

2897 日清食品 H18年3月期

山口さんのセミナーに参加して、勉強のためにいろいろな会社の有報を読むことにしましたが、やっぱり一人で読んでいるだけでは寂しいので(笑)、読んだ結果をときどきブログに載せることにしました。

1 業績の推移
過去5年間で、
・売上げは微増、経常利益は3割増
・BPSは18%増、EPSは34%増
・営業CFは横ばい、投資CFは営業CFっとおおむね同額

2 事業の概要
・即席袋麺、カップ麺を主とするインスタント食品の製造販売
・事業の90%超が即席麺及びその付随事業
・売上の86%超、利益の90%超が日本。売上の約1割を占める北米は赤字
・販売先は、三菱商事、伊藤忠、三井物産及び東食の4社で全体の77%超。その理由は、与信管理の省力化及び信用リスクの低減

3 対処すべき課題と事業等のリスク
・中期的な経営目標は、国内の即席麺市場のシェア50%
・主要原料は、小麦粉・パーム油などの農産物及び包装材に使用する石油製品

4 財務分析
(1)P/L
・販管費の半分以上は「拡販費」 ← 使途・内訳等は?

(2)B/S
・運転資本15、調達資本266、事業資産70、非事業資産146。
・短期借入金はわずか、長期借入金はなし。
・豊富なネットキャッシュ。
・ROICが約7%とやや低い。
・現金預金を有価証券に投資。貸借対照表上で4倍超の増
 → 内訳は?

(3)主な財務指標
nisshinsyokuhin


5 成長戦略
・主力製品の即席袋麺、カップ麺等の研究開発は中央研究所が中心となって行っている。 ← 人員・予算は?
・研究開発投資は約27億円。
・当年度の設備投資は製品仕様変更対応のための投資が中心。約35億円。
・広告宣伝費は約120~130億円。
 → 約700億円の拡販費はやはり気になる。
・中国での事業強化・拡大のため、中国の大手即席麺メーカーである「河北華龍麺業集団有限公司」に資本参加

6 役員・従業員
・従業員は連結ベースで6,000人、単体ベースで1,400人。
・単体ベースでは、平均年齢40歳で年収約725万円。
・労働組合なし。
・取締役のほとんどは50歳代半ば~60歳代前半。生え抜きが多い。
・三菱商事の社長と伊藤忠の社長が社外取締役。
・社長は創業者の息子? 10万株超を保有。
・他の取締役はおおむね2,000~5,000株を保有。

7 資本政策・配当政策
・ストックオプション等、潜在株式なし。
・3,200~3,400円で自社株買いを実施。
・配当性向30%が目標。

8 株主等
・スティールパートナーズが5.81%保有。

〔雑感〕
ROICの低さが気になっていましたが、資産の内訳をよく見てみると、実は凄い会社のような気がしてきました。ただ、個人的には、販売先を大手商社に集中させている戦略が妥当なのかちょっと疑問です。


(関連記事)
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[ 2007/02/27 02:39 ] 投資全般 有報分析 | TB(0) | CM(0)






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