私はこれまで、最近の暴落相場をなかば他人事のように楽しんでいましたが、そろそろ極端な悲観論も収まってきたかなと考えるようになり(特に根拠はありませんが)、ついに今日、複数の銘柄に買い注文を出しました。
久しぶりにいろいろな銘柄の株価をチェックしましたが、多くの優良銘柄が軒並み大きく値を下げていて、限られた資金でどの銘柄を買えばよいか非常に悩みましたが、結局、4社を選んで指値注文を出しました。
今回は手持ちの現金に限りがあったので、信用買いを使いました。と言っても、今後数か月間の投資資金を充てれば建玉をすべて現引きできる程度なので、個人的には、短期のローンを組んで現物株を購入しているような感じです。
この方法は私にとっての最後の手段なので、これで完全に買付け余力がなくなってしまいました。あとはこれ以上相場が暴落しないことを祈るばかりです(笑)
また、家族名義の口座では、TOPIXのETFの追加注文を出しておきました(こちらはすべて現物買い。)。これらの口座はその性格上、当初から投資対象を主要インデックスに限定しているのですが、株価がこれだけ値下がりしているのをみると、個別銘柄に投資したい誘惑を抑えるのが大変でした(笑)
今週の相場はどう動くのでしょうか。種銭をすべて投資してしまったので、今後はこれまでのように、暴落を他人事として眺めることは難しいような気がします(もちろん、実際には自分の保有銘柄も暴落していたわけですが)。
まあ、こればっかりは仕方ないですね。
今日は株主総会の集中日。なんでも、上場企業の約1300社が今日、一斉に株主総会を開いたんだとか。
個人的には、(一般のサラリーマンのほとんどは出席できないことを知りながら)どうして株主総会が平日に開催されるのかというところから疑問なんですが、それでなくても、あえて集中日に株主総会を開催するというだけで、株主に対する経営者の姿勢が読み取れるようにも思います。
ところで、「企業価値に基づく投資」を標榜している私としては、これまで、投資している企業で株主総会が開催される場合には、かならず議決権を行使することにしています。
もちろん、総会への出席は難しいので、会社から事前に送られてくる議決権行使書に必要事項を記載して返送しています。
私が議決権を行使する際のポイントは次のようなもの。
○買収防衛策の導入・継続 → 反対
○ストック・オプションの設定 → 反対
○その他 → 賛成
今回もこのような基準にのっとり、議決権を行使しました。
個人投資家の皆さんは、ちゃんと議決権を行使していますか?
シェアーズから、私も昨年末に受講した
「有価証券報告書の戦略的読解法セミナー」のDVDが発売されました。
セミナーの感想は以前ブログに書いていますし(
こちら)、有料DVDの内容をここで紹介することもできませんが、このセミナーを一言で表現すれば「将来を洞察するための有価証券報告書の読み解き方を学ぶ」、あるいは「有価証券報告書を用いた定性分析の仕方が学ぶ」セミナーです。
もちろん、このセミナーを一度見ただけで有価証券報告書の読解能力が劇的に向上するわけではありませんが(そもそも、中身が濃いので、きちんと復習しないと消化できません)、このセミナーを受ければ「有価証券報告書の見方が分からない」と悩むことはなくなくなります。
これから有価証券報告書を読んでみようという方はもちろん、投資の時は有価証券報告書に目を通してはいるけど、どうもうまく使いこなせないという方にお薦めです。特に後者の方は、「有価証券報告書からここまで分かるのか」とびっくりすること請け合いです。
シェアーズのサイトではDVDの視聴もできますので、興味のある方は一度御覧になってみてはどうでしょうか。

相互リンクしている現役公認会計士のIntelligent-Investorさんが、シェアーズでセミナーの講師をされるそうです。
・Intelligent-Investorさんの記事私は、昨年12月に初めてシェアーズのセミナーに参加しました(
参考記事)。このときは約5時間にわたってシェアーズ代表の山口さんが熱弁をふるいました。料金は約30,000円と薄給の私にはお手軽とは言えないお値段でしたが、このセミナーを受講してから、有価証券報告書の読み方がそれまでの「見る」から「読み解く」にレベルアップし、有価証券報告書をより深く・かつ愉しく読めるようになったことを考えれば、むしろ割安と言ってもいいくらいだと思っています。
また、今回講師に立つIntelligent-Investorさんは、これまで、御自身のブログで秀逸な銘柄分析を行ってきています。彼の銘柄分析は、株価や財務指標をちょこちょこっといじって「割安」とか「割高」と論評するものではなく、財務情報をベースにビジネスモデルを分析するというもので、内容がしっかりしているのはもちろん、その姿勢にも好感が持てます。
今回のセミナーも31,500円とお手軽ではありませんが、前回セミナーで得られたものとintelligent-Investorさんのこれまでのブログの内容からきっと値段以上の価値があるだろうと考え、このセミナーに参加することにしました。
今年は2月まで簿記の勉強、3月からは英語の勉強が忙しくて有価証券報告書の読解の方が若干疎かになっていましたが、せっかく払う3万円も払うので、セミナーから少しでも多くのものが得られるよう、これからセミナーまでの2週間は予習をしっかり頑張りたいと思います。
intelligent-Investorさん、期待していますよ!
・・・・そういえば。
前回のセミナー後の打上げで山口さんから聞いたフージャースの話を勝手にブログに載せちゃったんですよね。マナー違反だったような気がするので、機会があったら「ごめんなさい」って謝った方がいいかなぁ・・
〔御参考〕
・シェアーズHP


・山口揚平氏の著書
(セミナー受講の前に一読されることをお薦めします)
前回の続きです。
3 財務状況の把握
最初に大まかな状況を把握した後、過去5~10年の財務指標の推移をチェック。
(1)資産・負債の分析
・運転資本の額・推移
・資産・負債構成の変化
・運転資本の伸びと総資産・株主持分の伸びの比較
(2)キャッシュの変化
・最終利益と営業CFの比較
・営業CFと投資CFの比較
(3)費用の分析
・一時的、突発的なものかどうか
・積極的なものかどうか
(4)財務指標
収益性と安全性をチェック
○ROIC
○売上高営業利益率
・原価率
・販管比率
○投下資本回転率
・運転資本回転率
・売掛債権回転率
・棚卸資産回転率
・買掛債権回転率
○流動比率
○当座比率
○有利子負債(社債と借入金の比率・金利)
○株主資本比率
4 投資の状況
企業価値の維持・向上のために適切な投資が行われているか(また、企業価値の維持・向上にどの程度の投資が必要なのか)を把握するため、投資の内容、用途(設備投資、研究開発、広告宣伝)等をチェック。
5 資本政策・配当政策
(1)増資・減資
(2)ストックオプション
(3)配当性向
(4)大株主の状況
6 経営の信頼性
(1)「対処すべき課題」と「事業等のリスク」
(2)業績目標の達成状況
(3)過去の法令違反
(4)代表者の経歴・年齢・保有株数・在職年数
(5)取締役の経歴・年齢・保有株数・在職年数、役員構成
とりあえずこんなところ。
株式を購入する前には、これらをA4で6~7枚にまとめる予定。
ちょっと大変だけど、大切なお金を投資するわけですからね。
こういうルールを決めておけば、衝動買いもしないだろうし(笑)
後でじっくり、読みたいと思います。レバレッジ君私が子ども手当を支持しない2つの理由お邪魔します。
思うに子ども手当の根底にあるのは「子供達のためだから」という「主観的な善意の絶対化」ではないでしょうか。それは「女性のため」という「選択的夫婦ブロガー(志望)私が子ども手当を支持しない2つの理由私も子供手当は反対です。理由は、今は景気回復に全力を尽くすべきだから
です。子供手当の経済波及効果は極めて低いです。福祉をやってる場合か?
今がどんな時期なのかこなつホテル・ルワンダ>あつまろさん
コメントありがとうございます。
フツ族とツチ族って、統治しやすいようにベルギーが体型や鼻の高さなどを基準に無理矢理2つに分けただけで、実際に空色ホテル・ルワンダホテルルワンダ、私も印象に残っている映画です。
ツチ族とフツ族は以前から小競り合いはあったと思いますが、
旧宗主国のベルギーがツチ族を優遇したことで、憎悪がわきあつまろ